特殊工具 一部紹介
工具探していたら製作した特殊工具たくさん出てきたので一部紹介
使用するときにしか分からない物が大半
フォークのカートリッジやパイプ系を変形させずに固定する工具
フォークのカートリッジを外す工具
インナーカートリッジのロッドにつけてエアー抜きや組み立てを楽にする工具
一回製作しとくと この先ずーと使えるし作業を正確にスピーディーに
するには特殊工具が必要です。
これから先も数多くの工具を作るんだろうなー
一回しか使用しなかった工具もあるけど無ければ外せないもんね。
無理に外そうとして傷だらけにしても変形させてもやだもんね。
車検整備 プラス 各部分解締め直し
CBR600RR 車検とステアリングステム スイングアームピポット閉め直し依頼
ステムナット規定値以上に締まってました.このまま乗っていたら必ずベアリング
駄目になってましたよ.チェックしといて ヨカッタ ヨカッタ.(ただし車検外整備なので
別料金です.)
ベアリンググリス水分浸入したのか白濁してました.
きれいに洗ってチェックしてまだベアリング使用可能でした.
新しいグリス封入して絶妙に組みつけておきましたよ。
この車両どこかのショップにて一度分解していたようで、ステムボルト マニアル
基準値以上に締まってました.マニアル基準値でも締めすぎだけどね.
突き出し量も7.8mmもあり低速時 切れ込む現象出てたはず.オーナー様に
確認するとやはり切れ込み現象出てたそうです.
とりあえず基準値にセットして様子を見てもらうことにしました.
後の作業は又後日アップします.
車検ついでにサスペンションオーバーホール
DUCATI900 車検&サスペンションオーバーホール わざわざ群馬県よりお越し
いただきました.
フォークオイルありえないほど入っておりました。これじゃーストローク全然しないはず
実はこのオーナー様 先日サーキットで転倒してしまったようで その修理も
頼まれていました.転倒の原因の何割かはこの油面の高さにもあると思われます.
PL法に引っかかりますよ。
キチンと分解してキチンと組んでおきました.
クラッチマスターブーツ切れてました.裏側から見ると乾いてます.
ラバーグリスで保湿しておくと破れずらいものですよ.
リアーサスペンションもオーバーホール
きれいに洗ってチェックします.
左 細かい傷ありばらした直後 右 バフがけ修正後
画像おさえる腕が悪い為 この画像だと分かりませんな。
オーリンズ 純正部品 これ全部で10万円以上
オーリンズオーバーホール用特殊工具 の一部
ブッシング圧入工具とスクレーパー(ダストシール)圧入用工具 自作です.
正確に圧入しようと思えば工具製作したほうがより正確に早く出来ます.
気が付けばオーリンズオーバーホール用に10数点特殊工具を製作してました.
特種工具作ってもいろいろ手間をかけると3時間かかつてしまいます.
部品代が約¥9450 家賃、光熱費、諸経費がなければいいのでしょうがお店を経営するとなるとこれでは割に合わない作業です.
フロントフォーク オーバーホール
CBR1000RRフォークオーバーホール
動きが渋くなった各アジャスター 潤滑不良の症状です.覚えありませんか?
分解潤滑 1本約1万円のオーリンズグリスを散布
組み立て前の画像
オイルシール装着時にはサランラップを使用し オイルシールに傷がつかないように
やさしく挿入。
アウターチューブのオイルシールブッシュガイド装着される場所とオイルシール
外周にグリス散布。
散布することによりスムーズに装着できるし次回外すときにも楽に外せます.
ブッシュガイドとオイルシールは別々に装着します.
同時に装着するとオイルシールに負荷をかけてオイルが漏れやすくなる傾向になリます.
カートリッジ止めてるボルト 座面にスレットコンパウンド ネジ部にオーリンズグリス。
このボルトはトルクレンチで締めましょう。インパクトレンチで締める人がいますが.
やめてください.銅ガスケットつぶれすぎて取れなくなってしまってるもの
多く見受けられますもんで。
オイル入れて真空引き。細かいエアーも除去します.
油面調整器をノギスで合わせて基準値の油面にします.
ネジにはグリス散布 このボルトはチタン製なので特に注意しないと軸力がばらばらになります。
突き出し量はディプスゲージで正確に合わせます。この車両左右で0.5mm
ずれてました.慣れてくると0.5mmの突き出し量の変化を感じ取れる様になるので
キチンと合わせましょう。
トルクレンチで数回に分けて締めます.一気にトン単位の軸力かけるより数百キロ
ずつに分けて軸力かけたほうが理にかなってると思いませんか?
よくフォークだけ持ち込んで自分で組み付ける方がいますが組みつけ方ひとつで
フォークの動き方が違ってきますよ。
組みつけてる最中におかしいと思ったらディスクの幅とキャリパーの幅が片側2mm
ずれてました.2mmのスペーサー製作しなければならなくなったため
今日の作業は終了。
高価なブレンボ削りだしラジアルキャリパーとブレンボディスク装着してても
危ないだけですよ。中古で車両購入したということではずれを引いてしまいましたね。
ホイールセンターも2mm右にずれてました.
ラーメンに¥600と¥1200のラーメンがあるようにフォークオーバーホールといっても
色々なオーバーホールがあるのですよ。
OZAWA R&Dでは¥1200の手間をかけて¥600で販売してるラーメンの様な
フォークオーバーホールなので全然儲かりません。
薄利多売方式なので多くのお客さんの来店をお待ちしてます.
ペダル加工
ハーレーのペダル(だそうです)は日本人にとって大きいらしい。
日本人サイズに15mmカットしてほしいとの依頼。
ステップのみの持込です.
15mmカットして溶接
削って、仕上げて、バフかけて
日本人サイズになりました.