大きな間違い No,3
通称 残スト(残ストローク) フロントフォークの有効ストロークに対して使用してないで残っている
ストロークの略語
(有効ストローク120mmのフロントフォークで100mm作動したとすると残ストは20mm)
ちまたで(特にサーキット)残ストローク20mmのこってるから後15mm減らして残スト5mm
にしたい(数値は架空のものです。)とよく耳にします。なぜかフルストローク付近まで
使わなくてはいけないと錯覚している人たちが多いい。
残ストに気を取られすぎて本来のブレーキングしてコーナーに進入するときのフロントの高さガ大事なのにフルストロークしなければいけないと思い込み適正なフロントの高さをだせなくしている。
大事なのはブレーキしてコーナーに進入するときの高さでありその残ストの値が15mmでも20mm
そんな数字はあまり意味はない。(ただしあまりにもかけ離れた数値は別)ただの目安です。
残ストの管理の仕方として倒立フォークだとアンダーブラケット(キャリパーがつくところ)とからの
距離で管理している人もいますが車種、年式により距離が違うので間違わないように。
残スト調整の為にプリロードアジャスターやLO コンプアジャスターで調整しようとする人いますが
構造、原理、理論 で言うと調整方法間違ってますよ。もう一度良く考えて調整方法考えましょう。
キャブレターで言うとスロージェットでメインジェット領域を調整しようとしてると同じです。
大きな間違い No,2
サスペンションセッティングはスロー走行からはじめよう。
なぜならスロー走行時が一番邪魔する力が働かないからである。
邪魔する力とはジャイロ(地球ゴマの原理 回転が速くなるほど安定力が強くなる) 速度が上がれば上がるほどホイールにかかるジャイロが強くなり車体の不安定要素が打ち消され分かりずらくなる。
時速10kmだとわずかな切れ込みなどの車体の不安定要素が感じられるが100kmだと
安定力ジャイロが働いてわずかな切れ込みなど打ち消してしまう。
時速200kmでレーンチェンジがすぐに出来なくなるのもジャイロのせいである。
エンジン内部のクランクシャフトやクラッチ、ミッション この回転マスも高回転になればなるほど
ジャイロ効果が大きくなる。4気筒1000ccクラスのクランクなど重量5kg以上はある。
5kgの地球ゴマが10000rpmで回っているときのジャイロ効果とはものすごい力なのだよ。
よく サスペンションセッティングはサーキットでしか出ないという人がいますがそれは大きな勘違いです。
走行性能線とは一本の線上にあって 低速時 中速時 高速時 綺麗に線上に並んでいるそうです。
これは自分だけの考えではなく某メーカー 某研究所の方々との車体設計やタイヤの進化論
等を話しているときに出た話でいい加減な話ではありません。
サーキットで行っているサスセッティングはある速度域以上(高荷重)や一定の条件で低荷重のことなどあまり気にせずにセッティングできる為 市販車のセッテイングをするほうがより高度で難しいものなのだよ。
サーキットでセッティング出した車両は低速時怖くて乗れないことがあるが低速、中速ときちんと
セッテイングした車両は高速域も乗れるものだよ。(現実にあった話です)
モトGPの211V や212Vは街中も走れるらしいですよ。何でか分かるかな?
このことが嘘だという人 もっと構造、原理、理論を勉強しましょう。
勉強したい人は お店に来てください。。もっと詳しく表、グラフも交えて一から教えます。
ただし 当店のお客さんだけ(そんなに時間とれないため)
大きな間違い No,1
あたし運転下手だからうまく乗れない。初心者だからうまく乗れない。
うまく乗れないのは人間のせいではなくほとんどがバイクのほうに問題がある。
うまく乗れる人間ほどバイクのだめなところを補って乗っているのである。
下手な人(ある程度の期間乗ってる人は思い込んでいる場合が多いい)は
バイクのだめなところを補えないからうまく乗れないのである。
いいバイクとは下手な人や初心者が乗れるもので、ライディングスキルがある人や
ある程度荷重を掛けなければ走らないオートバイは完成度が低いオートバイなのだ。
いいオートバイをライディングスキルがある人が乗るとだめなところを補う部分が少なくなり
疲れなくなることやより安全により早く走らせることが出来るのだ。
市販状態(バイクや部品など)のものが必ずしもあなたに合っているとは限りません。
救いなのはオートバイというものは自分に合わせることが出来る乗り物です
この機会にオートバイを自分に合わせるということをトライしてみましょう。
うまく自分にあわせることが出来たならばあなたのオートバイライフがよりいっそう
豊かで安全なものになります。
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