大きな間違い No,2
サスペンションセッティングはスロー走行からはじめよう。
なぜならスロー走行時が一番邪魔する力が働かないからである。
邪魔する力とはジャイロ(地球ゴマの原理 回転が速くなるほど安定力が強くなる) 速度が上がれば上がるほどホイールにかかるジャイロが強くなり車体の不安定要素が打ち消され分かりずらくなる。
時速10kmだとわずかな切れ込みなどの車体の不安定要素が感じられるが100kmだと
安定力ジャイロが働いてわずかな切れ込みなど打ち消してしまう。
時速200kmでレーンチェンジがすぐに出来なくなるのもジャイロのせいである。
エンジン内部のクランクシャフトやクラッチ、ミッション この回転マスも高回転になればなるほど
ジャイロ効果が大きくなる。4気筒1000ccクラスのクランクなど重量5kg以上はある。
5kgの地球ゴマが10000rpmで回っているときのジャイロ効果とはものすごい力なのだよ。
よく サスペンションセッティングはサーキットでしか出ないという人がいますがそれは大きな勘違いです。
走行性能線とは一本の線上にあって 低速時 中速時 高速時 綺麗に線上に並んでいるそうです。
これは自分だけの考えではなく某メーカー 某研究所の方々との車体設計やタイヤの進化論
等を話しているときに出た話でいい加減な話ではありません。
サーキットで行っているサスセッティングはある速度域以上(高荷重)や一定の条件で低荷重のことなどあまり気にせずにセッティングできる為 市販車のセッテイングをするほうがより高度で難しいものなのだよ。
サーキットでセッティング出した車両は低速時怖くて乗れないことがあるが低速、中速ときちんと
セッテイングした車両は高速域も乗れるものだよ。(現実にあった話です)
モトGPの211V や212Vは街中も走れるらしいですよ。何でか分かるかな?
このことが嘘だという人 もっと構造、原理、理論を勉強しましょう。
勉強したい人は お店に来てください。。もっと詳しく表、グラフも交えて一から教えます。
ただし 当店のお客さんだけ(そんなに時間とれないため)